パンシェルジュ検定 PR

パンシェルジュ検定はパン好きなら誰でも受験できます!

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

おはようございます、のざかです。
今回はパンシェルジュ検定という検定についてお伝えます。
3級あるそれぞれの出題内容や、私なりの勉強方法を記事にしています。
パン好きで、検定の事が気になってる方に読んでもらえると、少しはお役に立てるかも。

1.パンシェルジュ検定って?

パンシェルジュとは
「奥深いパンの世界を迷うことなく案内できる幅広い知識を持った人」という意味です。

パンの製法・器具・材料の知識はもちろん、歴史・いろいろな国のパンや衛生に関する知識・マナーなど
幅広い知識を習得できる内容となっています。
パンを食べること・作ることが好きな方から、パンの専門家を目指す方に、ぜひチャレンジしていただきたい検定です。

引用;パンシェルジュ検定とは

ものすごくざっくりした説明ですが、パンが好きな方なら誰でも受験可能な検定。
私も最初「パン好きやから受験してみよっかなー」くらいの気持ちで申し込みました。

2.受験日程と料金

2-1.受験日程・会場

1年に2回行われます。
ここ数年は3月と9月。
おおよそ首都圏で開催されています。
(札幌・仙台・東京・横浜・名古屋・大阪・岡山・福岡)
それぞれの受験会場はその時によって違う様子。受験票が届くまではわかりません。

私は3級を横浜会場を指定しましたが
「金沢文庫」という駅にある大学が会場でした。
横浜市内ではありますが、横浜主要地である
横浜駅・みなとみらい駅・関内駅の近辺ではなかったので
会場に向かうのに体力が必要でした。
これがきっかけで2級は東京を指定。
神田にある明治大学が会場でとても行きやすかったのですが
その時の横浜会場は主要地での開催でした。

受験者は老若男女様々。
専門学校から義務的に受験してきている人
おそらくずっとパン職人何だろうな・・という感じの男性。
大半が女性だけど、男性もたくさんいらっしゃいます。

2-2.受験料金

検定というだけあって、しっかり受験料はかかります。

パンシェルジュベーシック(3級)4,600円
パンシェルジュプロフェッショナル(2級)5,800円
パンシェルジュマスター(1級)7,500円

なんとなくの気持ちで受験するけど
受験料を考えると・・・何が何でも一発合格したい!と思う受験料。

3月、9月の検定日が終わるとすぐに次回の検定日が発表される事が多く
受験申込みが開始されます。
その時に申込みすると、早割が適用されて、少しお得に。
その他の割引として

  • 麦割(ビール検定合格者専用割引)
  • 食検割(食関係の検定の合格者専用割引)
  • なんかもあります。

    3.公式テキストとそれぞれの級について

    それぞれの級に公式テキストがあって、
    テストはその中から出題されます。
    一字一句完璧に覚えられれば、合格するテスト内容なので、覚えるに越した事はない。
    でも結構な量があります。

    パンシェルジュベーシック(3級)

    パンの歴史・材料・器具・文化・マナー衛生に関する基礎底な知識を学べます。

    出題数は100問でマークシート式。60分。
    70点以上で合格です。

    テキスト、全ての級の中で1番厚みがあります。
    パンの歴史から始まり、世界のパンの種類
    小麦の構造や作り方など、満遍なく掲載。

    私は食べる専門のパン好きなので、作り方に関しては丸覚えでしか無かった。
    作っていれば覚える苦労も無かったと思う。

    パンの歴史のページでは世界地図も出てきて、パンが広まった順番なども載ってる。
    学生時代、なんでもっと地理を勉強しとかなかったんやー!
    と後悔してます。

    例えば。
    ドイツはパンの原料である小麦粉を育てられる環境では無かったので、小麦の代わりにライ麦でパンを作っている。
    ライ麦は小麦と違ってグルテンを生成出来ないからは硬いパンになる・・・

    みたいな話は、ドイツの事をもっと知っていれば想像でドイツパンの歴史を辿れる事だなと。
    土地の気候や特徴と時代を紐付ける事ができなかったから勉強が大変でした。

    パンシェルジュプロフェッショナル(2級)

    3級の出題範囲に加えて
    マーケット・トレンド・コンビネーションなど、より専門的な知識を学べます。

    出題数は100問でマークシート式。70分。
    70点以上で合格です。

    テキストは薄くなりましたが、3級の知識が身についているという前提で
    テキストが組まれているので結局3級+2級みたいな事になります。
    当たり前か・・。

    ただ2級のテキストにはパン屋メーカーの名前もずらり。
    ヤマザキ/PASCO/フジパン/神戸屋など、よく聞く大手パン屋の歴史や
    人気商品なども記載されているので、勉強するのは楽しい。

    パン作りの内容も一歩進んでいて、覚えるのが辛い・・。
    これから受験を考えている方で、パン作りを経験した事ない方は
    1度パン教室に通った方がいいかと思います。
    3級受験の時に思ったのに結局作らず、食べ続けていた私です。

    あと「パンとのコンビネーション」という章もあって
    紅茶とコーヒーの勉強までしました。
    産地・淹れ方はもちろんのこと
    『この茶葉にあうパン』
    『この豆の挽き方のコーヒーにあうパン』
    ということまでお勉強。

    パンが美味しければ水でも日本茶でも何でも良いと思っている私にとっては
    パン作りを覚えるのと同じくらい大変でした。
    でも実際テキストに書いてあるコンビネーションで食べると
    本当に美味しいんです・・。

    パンシェルジュマスター(1級)

    3級・2級の出題範囲に加えて
    健康・未来学・サービス学など、高度で専門的な知識を学びます。

    出題数は80問でマークシート式。
    1級のみレポート出題があります。
    2項目で80分となります。
    そして1級は2級を合格しないと受験できません。

    テキスト自体の厚みは2級とあまり変わらないですが
    よく見ると最後の方のページは、パン業界の著名人のインタビューなんかが
    掲載されているので内容自体は減っている様子。

    もはや
    『パン好きのための』
    というより
    『パン屋を開業するための』
    みたいな内容になっている部分もあるのですが
    それでも世界の料理とパンの紹介や
    パンに含まれる栄養素など
    知っているとパンを食べるのが楽しくなる内容のページもあります。

    勿論パン作りのページも沢山あります。
    しかもどこのパン屋にもある
    フランスパン・クロワッサンや
    ちょっと特殊なライ麦パンの作り方。
    あぁ、これ一番難しいやつ。
    『シンプルなパンほど難しい!』
    という認識だけは持っているので、
    読み進めるのも大変そう・・。
    相変わらずパン作りはしていません。

    1級だけ記述式というレポートがあります。
    毎年3テーマが挙げられていて、その中の1つを選んで
    レポートを書くというものです。
    下書きなどを見て試験用紙に書き写すのはNG。

    3つのテーマは毎回違っていて、受験日の2週間前くらいに
    発表になります。

    2018年9月9日に行われる第17回の検定のレポート課題はこちら

    覚えている範囲でテーマを書き出すと

  • 最近使用しているパン屋が多い国産小麦についてどう考えているか
    また好きな国産小麦の銘柄について書く
  • 好きなショップレポート
  • ・・と2つしか思い出せなかったですが(笑)
    比較的書きやすいテーマになっているかと思います。

    4.パンシェルジュ検定を受験して良かった事

    パンの知識が増える!

    当たり前なのですが・・・・

    小麦の産地の違いで味が随分変わる事。
    発酵させる種にもたくさんの種類がある事。

    知ってはいたけど詳細までは身につけていなかったので
    その辺りを噛み砕いて理解できました。
    先述したパンと飲み物の組み合わせもそうだし
    知っていた事によって、味わいながら食べることが
    できています。

    会話のネタになる!

    日頃パンの話ばかりしているので
    会社の同僚はもちろん、よく一緒にお仕事をする人にも
    随分「パン好き」という認識が広まってきました。
    そこでこの検定の存在と受験している事を話すと
    話が盛り上がります。

    仕事に繋がるかどうかは・・

    芸能人で資格を持っていると、それが仕事に活かされる事も
    多くなるかと思いますが、一般人が受験・合格だけしても
    仕事に繋がることはないかと思っています。

    自分で発信や関連企業にアプローチしていく力も
    必要。

    5.まとめ

    私、この9月受験で1級を受験します!

    2級を合格した時に
    『ここまで来たら1級も受けるでしょ!』
    という気合だけで申込んだのですが、まだ何も
    勉強していません・・・・。
    そして今回もやっぱりパン作りは1度も体験しないまま
    受験する事になりそうだ。
    それでもいい。もう早くいろんな所に
    「パンシェルジュ検定1級合格しました!」
    って書きたいんだ。

    そして、その9月の受験申し込みはまだ可能です!
    パン好きの方、1度受けてみませんか?
    興味があれば是非受験してみてください。

    パンシェルジュ検定公式サイト